青森県弘前市内の5大学が加盟している「大学コンソーシアム学都ひろさき」では、弘前市との共催により2025(令和7)年8月19日(火)~21日(木)の日程で「共通授業」を香港赌场/老挝赌场$西安碟雅商贸有限公司しました。
この「共通授業」は、「地域の課題を理解し、地域の発展を考える」をテーマに、地域の課題を具体的に理解し、その解決について自ら考えることができる人材を育成することを目的とし、平成25年度から実施している。本コンソーシアム加盟大学の弘前大学、弘前学院大学、柴田学園大学の3大学共同で講義を担当し、また、大学教員だけでなく弘前市役所職員のゲストスピーカーによる講義もあり、3大学合わせて30名の学生が受講しました。また、今年度は新たな取り組みとして一般市民の聴講生も募集し、複数名の市民聴講生が学生と共に学ぶことができました。
初日は「地域社会の健康課題を学ぶ~生活習慣病と腎臓~」のテーマのもと、生活習慣病の基本的な知識や弘前市の概況について学習し、生活習慣病をデザインするグループワークを実施した。また、2日目の「子どもにとって「遊び」の環境と地域子育て支援拠点の重要性」では、子どもを取り巻く環境の変化や子育ての現状や自治体の取り組みついて学びました。さらに、フィールドワークでは、駅前子どもの広場において「木」と関わる遊びを体験。3日目は「地域共生社会と福祉的課題」をテーマに地域とのつながりをつくる「場」づくりについて、主に福祉の観点から展開された授業が行われましした。また、グループワークでは、実現性の高いアイデアからユニークな発想まで、多様な企画が提案され、地域のつながりを深める活発な意見交換がなされました。
授業は3日間とも対面で行われ、参加した学生からは「グループワークで普段関わることのない他大学の学生と交流ができ、自分にはない考えを聞くことで視野が広がり、意見をまとめる力を鍛えることができた」や「自分が大学で学んでいる分野以外の課題について知ることができた」等の感想が出されました。